あるばとろす廻転おべるたす

詩を書いてます。

答え

言葉を探している

耳障りのいい

小気味いい

言葉を探している

痛いのを避けながら

なのにぶつかりながら

言葉を探している

あの日間違えた言葉を

無かったことにするために

答えを求めている

問いをねだって

呪詛を吐いて

弾き出す

どうなりたかったのか

どうしたかったのか

なにを望んだのか

言葉はただあるだけで

自分が意味を見いだしているだけ

求めて夢見ているだけで

与えられることを拒む

君が求めているのは影響を与えることで受けることじゃない

ねえ

あの日の言葉を

正しいものにするための言葉を探すのはやめて

君の弱さを

堅固に守る錠を叩き壊す

そんな言葉を叫べ