あるばとろす廻転おべるたす

詩を書いてます。

2020-02-09から1日間の記事一覧

黄泉路

あの日間違えた言葉は わたしの中に沈殿している 言葉は宙に弾けて消えたのに 誰かに確実にぶつかったのに澱のようだったのに 凝って鉛になった 吐き出しても苦しくて 結局見捨てられずに取りに戻るぶつかった誰かは痛かっただろうか それともかゆくもなかっ…