あるばとろす廻転おべるたす

詩を書いてます。

めまい


崩れ落ちそうになる帰り道

これ以上歩けないと立ち止まっても

誰も気が付かない信号待ち


殴られる前に殴っていったい何になる

言葉でだって拳でだって変わらない

殴られる痛みを恐れて殴った痛みをすぐに忘れる


崩れ落ちそうになる帰り道

これ以上歩けないと立ち止まっても

誰も気が付かない信号待ち