あるばとろす廻転おべるたす

詩を書いてます。

空白を埋める

僕の中のからっぽ

僕はからっぽ

いままで食べたもの読んだもの

たくさん詰めて濾したはずなのに

またからっぽになってる

僕の中のからっぽ

僕はからっぽ

生まれたときからある空白

コキュートスに引きずり込むような瞳で

埋められないものでそのまま

愛するしかないのに

何かになるんじゃないかと

いつかはそこから何かが生まれるんじゃないかと

富と名声がうまれる泉かなにかと勘違いしてる

ただの虚空

僕の中のからっぽ

僕はからっぽ