あるばとろす廻転おべるたす

詩を書いてます。

詩人

最高潮から書くのだから

詩はたのしい

詩はくるしい

詩ははげしい


まどろみのなかで聞いたメロディを拾ってきて

言葉にしてしまう

音は明文化され誰にでも見えるようになる

空中に浮かんだ文字を見て

詩にしてしまう

それは読んだ人が各々呼び起こす幻影になる


最高潮から始まるのに最高潮で終わるから

詩はたのしい

詩はくるしい

詩はまぶしい

詩はたましい

詩はおびただしい